
献身的な”お嫁さん”には財産を残せない?
親の介護を一生懸命してくれている息子の妻。感謝の気持ちとして「少しでも財産を残してあげたい」と思うかもしれません。しかし、法律上「お嫁さん」は相続人ではないため、原則として財産を受け取ることはできません。どれだけ介護に尽力しても、そのままでは何も遺してあげられないという悲しい現実があります。
そこで役立つのが「遺言書」です。遺言書で「〇〇にいくら遺贈する」と一言書き残しておけば、血の繋がりに関係なく、感謝を形にして渡すことができます。
本当に大切な人へ、あなたの「ありがとう」を届けるための法的なラブレター。これも遺言書の大切な役割の一つです。
石渡義徳
「9月21日は敬老の日でした」
総務省が毎年発表している敬老の日にちなんだレポートによると、65歳以上の高齢者は前年より2万人増えて3624万人と過去最高を更新。
一方、厚労省の報告書によると高齢者のうち介護認定を受けている方は約726万人。
介護認定を受けると、確実に費用負担が発生します。介護にかかる費用の目安は一概には言えませんが、あるケースで想定すると2300万円程という試算もあります。
親世代が比較的元気な30~40代の8割は親と介護費用について話しあったことがないそうです。
親世代は8割以上が子どもからの支援は望んでいないという調査も。 親の気持ちを尊重するために、子どもの側が困らないようにするために、必要な話合いのキッカケづくりご相談ください。
鶴田恵介
「実家の健康診断」ご依頼増えています
「実家がいくらで売れるのか知りたい」というご相談はよくあります。
でも、終活という視点では、価格より先に確認しておきたいことがあります。
先日も「自分が相続した後で困らないように、親が元気なうちに実家を調べてほしい」というご依頼がありました。
調べてみると、境界や接道、建物の状況など、普段暮らしているだけでは気づかないことが見えてきます。
大切なのは「いくらで売れるか」だけではなく、「将来、問題なく売れる状態なのか」を知っておくこと。
問題が見つかっても、親が元気なうちなら確認したり、話し合ったり、対処できることがあります。
人に健康診断があるように、家にも健康診断が必要なのかもしれません。
有限会社ライフステージ杉山善昭