終活つうしん2026.02号

「うちは普通の家だから」が一番危ない?

「うちは分けるほどの財産なんてないから、もめるはずがない」  
そう思っていませんか?

実は、これが終活における最大の落とし穴です。
最高裁判所の統計によると、遺産分割でもめて家庭裁判所に持ち込まれたケースのうち、約77%が遺産総額5,000万円以下の世帯です。
さらに、そのうち3割以上は1,000万円以下という、ごく一般的なご家庭でのトラブルが圧倒的に多いのが現実です。
なぜ「普通」の家ほどもめるのでしょうか。

最大の理由は、不動産の存在です。預貯金なら1円単位で分けられますが、不動産は物理的に分けることはできません。
「誰が住むか」「いくらで売るか」で話がこじれてしまうのです。
遺言書は家族への最後の「思いやり」。
不安を安心に変える一歩を、一緒に踏み出しませんか。

行政書士いしわた事務所
代表 石渡義徳

経営者が会社経営者と個人事業主の相続の違い

経営者が亡くなったとき、会社は相続できません。
会社は「法人」であり、経営者個人とは別に法律上権利を有する別の人格だからです。
会社の財産はあくまで会社のもの。
経営者が死亡しても相続の対象にはなりません。

また、代表取締役など会社の役員としての地位も当たり前には相続されません。
なお、個人事業主であるときには、事業用財産も個人の財産です。一般的な相続と同様に、相続人が事業用財産を引き継げます。
事業を営んでいる人が亡くなったときには、法人形態をとっているか個人事業かで、相続の方法が大きく異なります。
死のタイミングは多くは選べないもの。こんなはずじゃなかった、と後悔しないためにも、今から専門家に相談しましょう。

笑(えみ)司法書士事務所
司法書士 山下絵美

終活は早いに越したことはない

ご主人が急逝されたという方からご相談いただきました。
お正月を楽しく過ごされた後、急に体調を崩され73年のご生涯を閉じられたとのこと。
同い年の奥さまは突然のことで、どうしたらよいか不安でたまらないとのことで、ご相談いただきました。

日本人の平均寿命は長いということは事実ですが、全ての人が統計通りの人生になるわけではありません。
遠方の娘さんとも電話でお話しし、こちらのご家族はいわゆる争族になることはなさそうですので一つ一つ手続きを進めれば問題はなさそうです。
この方のように突然お亡くなりになるケース、認知症などで長期間ご家族に負担がかかるケース。十人十色ですが終活に早過ぎるという事はありません。

(株)エイムコンサルティング
鶴田 恵介

冬の住まいと健康の深い関係

2月は一年で最も寒さが厳しい季節です。
「家の中なのに寒い」と感じることはありませんか?
実は、寒い住まいは老後の健康に大きな影響を与えます。

暖かい部屋から寒い廊下や浴室へ移動することで起こる「ヒートショック」は、 心臓や脳に大きな負担をかけ、体調を崩す原因になります。
また、寒さは関節の痛みや持病の悪化にもつながり、 通院や介護が必要になることで、将来の負担が増えることもあります。
「今は元気だから大丈夫」と思っていても、元気なうちに住まいの環境を整えることが、安心した老後につながります。
冬の寒さに不安を感じたら、一度住まいを見直してみませんか。 状況に合わせたご提案をいたしますので、お気軽にご相談ください。

有限会社ライフステージ
代表取締役 宅建士 杉山善昭

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