終活つうしん2025.10月号

老後資金が足りなくなった!何か方法はある?

持家はあるけど老後に備えた預貯金額が足りるか不安…多くの方が直面する問題です。
そんな時、持家を基に資金を確保する方法の一つに「リースモゲージ」と「リースバック」があります。

でもその違いがよくわからない、という方も多いと思います。
リバースモーゲージはご自宅は保有したままで、自宅を担保にしてお金を借り入れる方法。
リースバックは、自宅はいったん売却し資金を確保したうえで売却後に賃貸契約を結んで、家賃を支払いながら今までどおり住み続ける仕組みです。
ご自身の老後、相続の後…考え出すと不安はつきもの。将来をどう見据え、何が不安なのか、一緒に考えてみませんか?

司法書士 山下絵美

今年は9月15日が敬老の日でした

総務省統計局は敬老の日にちなんで「統計からみた我が国の高齢者」というレポートを発表しています。
それによると、65歳以上の高齢者は総人口の29.3%で過去最高だそうです。
働く高齢者は914万人。今や65歳以上を高齢者と呼んでいいのかと思う時代に入っていますね。
ところで認知症の有病率はというと2022年の統計では60歳代は100人に1人くらい、70歳代後半では7~8人です。

これが80歳代から飛躍的に増えて行き90歳代になると50人以上が認知症に。 終活、相続対策は元気なうちにやっておかないと制約が多くなります。高齢者と呼ばれることに抵抗があるうちにご検討下さい!

エイムコンサル 鶴田恵介

相続後に不動産を売却する際、無いと困る書類

相続後に相続人がご実家を売却することはよくある話です。
この時に、無いと困る書類があります。

もっとも重要なのは、購入時の契約書です。
不動産を売却すると確定申告が必要になります。
利益が出ていれば譲渡税の対象になるのですが、利益を計算するためには、売却時の売買契約書だけでなく、購入時の売買契約書がないと計算が困難になります。


もう払い終わったから捨ててしまうのはNG。しっかり保管しておきましょう。
契約書には購入した不動産の一覧も全て確認することができ固定資産税が課税されていない私道なども把握することができます。

宅建士杉山善昭

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