2025年不動産市場予測
宅地建物取引士の杉山善昭です。
本年もよろしくお願いいたします。
今回は今年の不動産市場の大胆予測です。
大きく分けて二つ。
「新築戸建ての値上がり」と「中古不動産の値下がり」が予想されます。
新築戸建は4月から一戸建てを建てる際の基準が大幅に厳しくなります。
新築住宅のコストが大幅に上がるのです。
もう一つの中古不動産の値下がりの件、これは2025年問題です。
団塊の世代が老人ホームなどに転居することで家を手放す人が増えることが予想され
ます。
実際、空家は900万戸と過去最高。空家が更に増えると見込まれます。
今すぐ、売ったり、貸したりしなくても「いずれはどうしたら良いか?」とお感じに
な
っているなら遠慮なくご相談ください。
物件落着の有限会社ライフステージ 宅建士杉山善昭
登記名義人の住所氏名は大丈夫ですか?
相続登記の義務化はご存じの方が多いですが、所有者の名前や住所が変更になったときの届け出も一緒に義務化されてます。こちらの届出は期限まで、まだ時間的な余裕はありますが、放っておくと過料の対象になるのは相続登記の放置と同じです。
相続の時に皆で仲良く共有にした土地や建物って結構見かけますが、相続時に登記はしてても住所や名字は当時のままの方、多いです。というか、あまりそこまでやってる方っていないです。
新たな相続手続きをしようとしたら発覚。ところが行方の分からない人がいたり、縁が切れてる方がいたり…
相続対策に後ろ向きの親も「話しが複雑になる前に確認しようよ」と言うと終活が動き出すことがあります!
(株)エイムコンサルティング鶴田 恵介
『いま』だからできる選択~老後に備えて~
最近よくいただくご相談に、「将来的な親の財産管理方法」があります。
主だったものは成年後見、任意後見、家族信託の3つですが、この3つには大きな違いがあります。
成年後見は「事(認知機能低下)が起こった後」、任意後見と家族信託は「頭がしっかりしているうちに」です。
ただし、後見と付くものに関してはタイミングは違えど必ず家庭裁判所や第三者が絡んできます。
それに対し信託は当事者の意思を大きく反映し、裁判所や第三者が絡まない財産管理方法です。
人間誰しもいつかは老いていくもの。
もともと選択の自由があるのに、対策が遅れたために「こんなはずじゃなかった」と後悔するご相談者も多くいらっしゃいます。
考えたり話したりはタダ。目を逸らさずに、老後に備えて会社の体制も万全にするよう専門家と一緒に見直すことをおすすめします。相談は無料ですよ。