3/1【終活終婚部会】終活つうしん2023年3月号

自由な葬儀をするにはどうしたら良いか?

やさしい葬儀 井上です。
自由な葬儀をするにはどうしたら良いか?
1.菩提寺がある場合
菩提寺と折衝する事が必要です。なかなか協力して貰えません。
宗教家の立場としては容認しません。
2.その場合、葬儀を2回に分ける
菩提寺に委ねた仏教式の葬儀を家族で行います。
それとは別にホテルで行う、レストランで行う、食事をしながら
偲ぶ会、お別れ会をする事が出来ます。
3.どのような葬儀にするか?様々です。
友達を呼んで!音楽を流して!生演奏で!作品を飾って!
次回は自由葬をお伝えします。

やさしい葬儀 井上 秀一

ご実家の名義を確認したことあります?

 ここ2年間、「実家の名義が亡くなった祖父のままのため、変更したい」という問い合わせが急増しております。

 急増している背景は、2024年4月1日から、相続登記の義務化がスタートすることが影響していると思います。これまでは、相続登記をするかどうかは、相続人の判断に任されていましたが、上記の通り相続登記が義務化される動きになりました。注意すべきは、2024年4月1日以前の相続にも遡って義務化が適用されることです。

 皆さんのご実家の名義を一度、確認ください。もし故人名義のままでしたら、司法書士に相談することをお勧めします。

司法書士 上木 拓郎

思いを残す遺言

「遺言書って何をする物だと思いますか?」と聞かれたら、「遺産をどう分けるかが記載された文書」とお答えになる方が大半でしょう。でも、実はこれだけだと不十分な答えかなと思います。遺言書には付言事項として、「思いの部分も記載することができる」のです。

先日、離れて住む息子さんと仲がよろしくなく、近くにいる娘さんに不動産を残したいという御相談がありました。不動産の割合に比べたら、預貯金はかなり少なめではありますが、その預貯金を息子さんに残すことになり、どうしてそうしたかを付言事項に残すことになりました。無味乾燥の遺言書に血が通った気がしました。争いにならないよう、息子さんに思いも受け取っていただきたいですね。

行政書士 湯口 智子

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